お葬式をしないで火葬のみ。直葬とは?

直葬とは

直葬(ちょくそう)または火葬式(かそうしき)、葬儀の形式の一つで、火葬のみを行い、他の宗教儀式や告別式を省略したものです。

この方法では、読経や供養といった宗教的な儀式を行わず、弔問を受けることもありません。そのため、比較的小規模で家族だけが参加する非常にシンプルな葬送スタイルとなります。

直葬のメリット

直葬の最大の利点は、経済的な面です。宗教儀式や祭壇を設ける必要がないため、葬儀の費用を大幅に抑えることが可能です。また、シンプルな形式であるため、準備と手続きが比較的容易であるという利点もあります。

近年、多くの人々がお通夜や伝統的な葬儀、告別式を行わない選択をしており、特に都市部では直葬を選ぶ人が増えています。実際に、葬儀全体の約20%が直葬で行われており、その比率は都市部では25%近くにもなっています。これは、4~5人に1人が直葬を選んでいるということを意味します。

まとめ

直葬は、費用を抑えつつ、家族だけで故人を静かに送り出したいと考える方々に適した選択肢となっています。

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