
いつから何をすればいい?初心者でも安心の時系列チェックリストを紹介します。
まず知っておきたい、お盆の基本スケジュール
お盆の期間は地域によって異なりますが、全国的には「8月13日〜16日」が一般的です。
それぞれの日に意味があり、準備や供養の内容も異なります。
日付 | 内容 | やること例 |
---|---|---|
8月13日 | 迎え盆 | 迎え火・提灯を灯す・盆棚の準備 |
8月14〜15日 | 中日 | 供養・精進料理・親族の集まり |
8月16日 | 送り盆 | 送り火・後片付け・感謝の祈り |
お盆前に準備するものリスト
お盆直前になると品薄になる商品も多いので、できれば1〜2週間前には準備を始めましょう。
【主な準備物】
・仏壇や仏具の掃除道具
・精霊馬(きゅうり・なす+割り箸)
・盆提灯(迎え火・送り火用)
・供え物(果物・お菓子・お酒など)
・盆棚または精霊棚
・線香・ろうそく・香炉
・お供え用の花(菊・ほおずきなど)
段取りがわかる!お盆の進め方
✔ 1週間前まで
- 仏壇の掃除
- 僧侶への法要依頼(必要な場合)
- 親族への連絡
✔ 前日〜当日朝
- 精霊馬の準備
- 提灯や盆棚の設置
- 供え物の用意
✔ 13日夕方(迎え火)
- 麻がらを焚いて迎え火を灯す
- 提灯に灯をともす
✔ 中日(14〜15日)
- 朝夕に供物を交換
- 仏壇・棚のお手入れ
- 家族や親族との供養の時間
✔ 16日(送り火)
仏壇を通常の状態に戻す
送り火を焚く
供え物を片付け
忙しい人向けミニマムお盆も
仕事や育児で準備が難しい方は、以下のような方法でシンプルにお盆を行うご家庭も増えています。
- 小さなテーブルに写真と花、供物だけを飾る
- LED提灯や簡易祭壇を活用
- 精進料理の代わりに故人の好きだった料理で供養
- 合同供養(寺院での合同法要)に参加
どの方法でも大切なのは気持ち。無理のない形でお盆の時間を大切に過ごしましょう。