
お盆の時期になると、「仏壇の掃除」「盆提灯の用意」「お墓参り」など、
次々とやることが押し寄せ、あっという間に過ぎてしまうという方も多いでしょう。
でもこのお盆のやることリスト、実は終活にも活用できるってご存じですか?
お盆の準備を自分の視点で考えてみる
たとえば、
- 自分の供養にはどんな花を飾ってほしい?
- 好きだった料理やお菓子は?
- 自分の「お墓」についてどう考えている?
- 家族にどんな気持ちで見送ってもらいたい?
こうした問いかけを、リスト形式で書き出してみる。
それは、終活の最初のステップになります。
形式ではなく、想いを言葉にすることが、家族の安心にもつながります。
終活=「自分らしさ」を残す準備
終活は死の準備ではありません。
「自分らしく生きた証をどう残すか」「家族が困らないように何を伝えるか」
それを考えることが、本当の意味での終活です。
お盆のチェックリストを活用して、「私だったらこうしてほしい」を少しずつ書きとめてみてください。
ご先祖様が教えてくれる命の引き継ぎ
お盆の供養を通じて、ご先祖様に手を合わせること。それは「命のバトンを受け取る」ことでもあります。
そして、今度は自分がそのバトンをどう渡すかを考える。
そんな循環を感じられるお盆の時間こそ、終活のきっかけにぴったりのタイミングなのです。