荼毘(だび)の意味とは?火葬との違いについて

荼毘(だび)とは何か?

「荼毘」とは、故人のご遺体を焼いて弔うこと、つまり火葬を指す言葉です。具体的には、葬儀の後にご遺体を火葬場に運び、火で焼いて灰や骨にする儀式を指します。一般的には「荼毘に付す」と表現されます。

「荼毘」という言葉は、南アジアやインドで使われていた古い言語、サンスクリット語の「dhyapayati(ディヤーパヤティ)」や、パーリ語の「jhapeti(ジャーペーティ)」に由来します。どちらも「燃やす」「火葬する」という意味です。

「荼毘」と「火葬」の違い

「荼毘」と「火葬」はほぼ同じ意味ですが、使われる場面が少し異なります。「荼毘」は「荼毘に付す」という表現で使われ、主に仏式の葬儀において用いられます。家族以外の人に対しては「荼毘に付される」といった表現が一般的です。また、ペットの火葬にも使われます。一方、「火葬」は宗教を問わず、一般的に使われる言葉です。

具体例

  • 「人気俳優が葬儀後に荼毘に付されました」
  • 「火葬時間の目安は40分から1時間ほどです」

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