仮位牌(白木位牌)とは
仮位牌、または白木位牌とは、葬儀や告別式で使用される、故人の魂が宿るとされる木製の板のことです。一般的に、まだ戒名(かいみょう)が決まっていない段階で使用されます。仮位牌には、故人の俗名(ぞくみょう)や没年月日などが書かれています。
仮位牌(白木位牌)の特徴
仮位牌は、以下のような特徴があります。
- 材質は、通常、白木(しらき)と呼ばれる無垢の木材が使用されます。
- サイズは、高さ15cm〜20cm程度、幅は5cm〜7cm程度が一般的です。
- 正面には、故人の俗名、没年月日、行年(ぎょうねん:享年)などが墨書されます。
- 葬儀や告別式の際、祭壇に安置され、参列者の焼香の対象となります。
- 葬儀終了後、本位牌(ほんいはい)が用意されるまでの間、仏壇に安置されます。
まとめ
仮位牌、または白木位牌は、葬儀や告別式で使用される、故人の魂が宿るとされる木製の板です。戒名が決まっていない段階で使用され、故人の俗名や没年月日などが書かれています。葬儀での焼香の対象となり、葬儀後は本位牌が用意されるまでの間、仏壇に安置されます。