袱紗(ふくさ)とは?お葬式で使用する袱紗の色や渡し方を解説

袱紗とは

袱紗とは、冠婚葬祭のご祝儀や香典などを入れた封筒を包む布のことです。
袱紗は光沢のある綿素材やちりめん素材などでできており、ポケット状のものや四角い形などさまざまな形状があります。

葬儀で持参する香典は、不祝儀袋に入れて袱紗に包んで持参するのがマナーです。
袱紗に包む理由として、香典袋が鞄の中でシワになったり濡れたりするのを防いで綺麗な状態を保つためとされています。

不祝儀袋を裸のまま持ち歩くのは、ご遺族や故人に対して失礼にあたる行為になるため注意しましょう。袱紗に香典を入れることで、故人の死を悼む気持ちやご遺族への思いやりの気持ちを伝えられます。

袱紗の色

お葬式で使われる袱紗の色は寒色系が一般的です。
紫、緑、紺、藍色、灰色などの寒色系の無地の袱紗がおすすめです。
紫の袱紗を用意しておけば、どちらのシーンでも利用できて便利です。

渡し方

お金を袱紗ごと手渡すのはマナー違反です。
お金は袱紗から取り出して渡しましょう。
受付に手渡す場合は相手に表書きが見えるように、両手で持って手渡します。
相手に手渡す場合は台の上に載せて渡します。このときも相手から文字が読めるように向きを整えましょう。

まとめ

弔事は突然訪れるものです。事前に袱紗を用意しておくことで、スムーズに敬意をもって葬儀に参列することができます。

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